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七夕の風習のナゾに迫る!!
七夕.net
●中国と日本の七夕は別物?!●
七夕では、短冊を笹に飾る風習が広く浸透していますが、七夕のルーツである中国の行事「乞功奠」にはそのような風習は見当たりません。これは一体なぜでしょうか?それは、七夕には日本古来の民間信仰が加えられているからです。日本の行事はさまざまな風習が入り混じりながら形成されていくパターンが多く、七夕も例外なくこのパターンで形作られました。ですから、七夕の原型ともいえる中国の「乞功奠」とは風習が異なっているのです。
●なぜ笹を立てて、短冊を飾るの?●
日本では古来より、笹や竹を多くの神事に用いてきました。それは笹や竹の持つ生命力の強さと殺菌力が、魔除けになると考えられていたからです。
七夕では大きな竹よりも小振りで扱いやすい笹が好まれ、お供物を置く祭壇の脇に立てられていました。当初は笹に飾り物はつけられていなかったのですが、後に捧げ物が飾り物へと変化していったのではないかといわれています。なお、笹飾りに関する記述が文献に登場するのは鎌倉時代に入ってからで、民間に広く流通したのは江戸時代になってからのようです。
笹飾りは、手芸の上達を願ってお供えされた五色の布が、コストダウンのために短冊に代わり、そして笹に飾られるようになったのではないかといわれています。
●各地でいろいろ、七夕の風習●
日本の七夕は、地域色豊かな民間信仰の影響を受けています。そのため七夕の風習も地域によってさまざまです。特に七夕がおこなわれる夏の時期は、たくさんの行事が集中しており、他の行事で取り入れられている風習が、七夕でもおこなわれている例はたくさんあります。
○お供物/昔は笹飾りに次いで、お供物の風習が多くの地域でおこなわれていました。内容は、赤飯や団子、ぼたもち、あずき飯など、神事のお供物とほぼ同じです。ほかには、豊作を祈願して初物の作物をお供えしたり、天の川をイメージしてそうめんをお供えしたりする地域もあります。
○笹飾り/一般的な笹飾りといえば、五色の短冊や飾り玉などですが、初物の作物を笹に飾るところもあります。また、紙で作った「七夕人形」を飾る風習も有名です。しかしこちらも、その作法はさまざまで、笹に飾るところもあれば軒に吊るすところもあります。なお、七夕人形は、翌日に川へ流されます。
○余興?!/実は、平安時代頃までは、七夕で相撲がおこなわれており、天皇や貴族がみんなで観覧していました。しかしやがて、天覧相撲は日にちが移り変わり、源氏と平家の争いの影響などもあって、そのうちに廃れていってしまったようです。
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